活動日記

2025/11/08

自衛隊の役割

政府が今国会へ「自衛官の給与改正案」を提出する準備をしているとの報道に、現職自衛官だけでなく、OBの皆さんも喜んでいる事だと思います。

私も自衛官の募集相談員をしていますが、自衛官の募集状況が大変厳しい状況です。そこで、防衛省は、若い隊員特に「2士」の初任給を上げてきましたが、今回の給与改善は全階級が対象で、狙いは定員割れを防ぐ為に自衛官のなり手を確保し、ベテラン隊員の中途退職を防ぐことにあります。

特に、最近では中堅やベテラン隊員が民間企業に転職する例が増えています。その為に、年々自衛隊の充足率は減少し、2024年度末で89.1%と5年前に比べると5%も減少しています。

通常でも、災害派遣・鳥インフルエンザ・口蹄疫対応などでの過酷な業務をしている自衛官の待遇改善に財政を活用することは、国民の理解を得られると思います。また、防衛装備品もハイテク化するなか、それを使いこなすにも優秀な人材が必要です。優秀な人材を繋ぎとめるためにも待遇改善は必要だと考えます。

ところで、秋田県での自衛隊のクマ対応には、自衛隊OBを始め多くの人から「木銃を持って猟友会の後方支援をする自衛隊員の姿を見て、自衛隊ではなく警備会社で充分だ」、「自衛隊を便利屋のように使うべきではない」というような批判の声があります。

処遇改善と併せて、今回のクマ対策については、自衛隊でなければできない任務を与えて、自衛官として胸を張り、誇りをもって仕事ができるものに限定して欲しいと思います。

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