活動ムービー

2023/10/25

もっと早く言って下さい!

先般、埼玉県議会自民党県議団が提出していた虐待禁止条例改正案は、多くの県民から「生活実態とかけ離れている」「まるで、お留守番禁止条例だ」などと痛烈な批判を受けて「撤回」に追い込まれました。私もこのような条例が撤回されて良かったと思っています。

ところで、その議会での審議の途中で、多くの自民党県議会議員がSNSで有権者からの批判の声をブロックしたり非公開にして見れないようにしていました。また、市議会議員が県議会の委員会で賛成した地元の県議に説明を求めるために面会を求めても無視した例もありました。ところが、条例案の「取り下げ」が決まった途端に、SNSで「市民の反対意見が多かったので自民党県議団に持ち帰り議論して取り下げる事になりました」などと平気で手の平を返す自民党議員が居たのには驚きました。

また、今話題になっているのは、羽生市選出の諸井英真県議(5期自民党)が自分のYoutubeで「私は改正案に反対していました。自民党県議団の数(58/93)のおごりで、国政レベルでも自民党のイメージを下げた」と訴えたのです。そこで、県議団では諸井県議が内部情報を漏らしメデイアを煽っているので“除名”を検討したとの事です。しかし、結局は“除名は世論を刺激して逆効果だ”として除名を見送ったとの事です。

私は、諸井県議の訴えをYoutubeで見て今回の条例案は1年も前から団内で検討が始まり議論も行われていたわけですから、反対の意見を述べたのであればその時にSNSなどで、堂々と反対意見を述べるべきだったと思っています。今回の条例案のような内容のものが可決されたら大問題になるという事は、常識のある議員であればわかるはずです。それが、取り下げた後に“実は私は反対していた”と言われても、多くの県民は保身に走っていると思い納得いかないのではないでしょうか? 改めて、選挙は棄権しないで私たちの代表にふさわしい議員を選ばないといけないと痛感しました。

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