活動日記

2021/02/09

人権侵害!

昨日は、日本ウイグル協会のウダケリム会長とハリマトローズ理事が大野知事を訪問し、アルコールハンドジェル5箱を寄付してくれました。現在、中国によるウイグル族への弾圧・人権侵害が続いています。外交問題は国の所管ですが、大野知事は外交官としても活躍されていたこともあり、「人権問題は埼玉県としてできる事を協力したい」と、激励されたそうです。 その後、私たちの会派の控室を訪問され、鈴木正人県議、柿沼貴志県議と共に話を伺い、意見交換を行いました。

ところで、中国によるウイグル族への人権弾圧は、日本ではあまり報道されていませんが、国際的に大きな問題になっています。米国のポンペオ国務長官は、中国を名指しで非難し「約100万人超のウイグル族への投獄や不妊手術、拷問などは国際法上の犯罪であり、”民族大量虐殺“だ」との声明を発表しています。日本政府は、中国への配慮の為に態度を明らかにしていませんが、先進国として人権弾圧問題に対しては堂々と中国を非難すべきだと思います。

2月8日(月)の新型コロナ感染症報告:①埼玉県の新規感染者数は、121(7日:187人) ②重症者58人(昨日:58人)③自宅療養者数2032人(昨日:2240人) ④入院患者の病床使用率69.2%:入院者数914人(昨日:69.6%) ⑤重症者病床使用率41.1%(昨日:41.1%) ⑥死者6人(合計415人)です。そして、陽性率は4.2%です。そして、新規感染者数が2日続けて200人以下となりました。このまま減少し続けて欲しいですね。

ところで、栃木県の緊急事態宣言が解除されて良かったと思います。栃木県の一日の新規感染者数が一桁で、昨日は3人でした。一方政府は、愛知県、岐阜県、福岡県の緊急事態宣言解除を検討するとしています。また、大阪の吉村知事は、独自の基準で判断して政府に解除要請を行うとしていますが、一日の新規陽性者数が300人を下回ったので直ぐに”解除”に踏み切るのは危険です。優先すべきは、”重症者病床使用率”で、医療の逼迫度で判断すべきです。現在、大阪府は64.8%で、基準の60%以下の日は未だ1日もありません。解除後に感染者数が一気に増加したら、医療現場は崩壊してしまいます。慎重に判断すべきです。

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