活動日記
ワクチン接種
2月17日から始まった医療従事者へのワクチン接種は、心配された副反応は、1万200人接種の内3人だけで脱力や発熱で深刻なものは報告されていません。埼玉県では3月から医療従事者への接種が始まる予定ですが、医療従事者約23万人のところ現在政府から配分予定の量は、第1弾で約4万人分との事です。これでは、接種計画の2ヶ月半で全医療従事者への接種は難しくなりそうです。海外(米国と英国)にだけワクチンの供給を頼るとこのような不測事態が起きますので、早く国内製のワクチンが承認されることを望みます。また、河野大臣が「ファイザー社のワクチンが不足が見込まれた場合、2回を1回の接種に変える事もありうる」という趣旨の発言を聞いて驚きました。であれば、2回の接種を1回で良いと言う根拠を示すべきで、接種が始まった段階で大臣が軽々にこのような発言を慎んで欲しいと思います。現在は、このワクチン接種による感染の収束に頼らざるを得ないので、政府は国民の”命”を守る為に最大限の力を注いで欲しいと思います。
ところで、緊急事態宣言の延長期日3月7日を待たずに、大阪・京都府や兵庫県は23日に政府に対し解除の要請を行ったとの報道がありました。今日政府は2府1県の他に福岡県、愛知県、岐阜県の緊急事態宣言解除の判断をするようですが、埼玉県を含む1都3県の知事は「前倒しの解除を求めない事」で一致しました。懸命な判断だと思います。埼玉県では新規感染者の数が100人を下回っていません、また病床使用率も50%以上の状況ですから、解除した場合直ぐに感染が拡大して病院が逼迫してしまう恐れがあります。先ずは、2週間後の3月7日まで待って判断をすべきです。
さて、2月23日(火):①埼玉県の新規感染者数は、105人(22日:101人) ②重症者36人(昨日:38人)③自宅療養者数592人(昨日:615人) ④入院患者の病床使用率54.9%:入院者数741人(昨日:57.2%) ⑤重症者病床使用率25.2%(昨日:26.6%) ⑥死者3人(合計528人)です。そして陽性率は3.1%(昨日:3.4%)と相変わらず3%台を前後しています。また、埼玉県も含めて新規感染者の減り方が鈍化しています。