県のまん延防止等重点措置の適用地域を、さいたま市と川口市を指定する事に決定しました。期間は４月２０日（火）から５月１１日（火）までの間で、飲食店やカラオケ店の営業時間は夜８時までとなります。その協力金３８６億円については、１９日（月）の臨時県議会で決定します。県民の皆さんには不便をおかけしますが、大型連休期間も対象期間となりますので旅行などを控えて感染防止に協力して欲しいと思います。

ところで、自民党の二階幹事長の”東京五輪がとても無理だと言うなら、スパッとやめないといけない“との発言（ニュース）が世界中を駆け巡りました。その後、自民党は釈明に追われましたが、世界の報道は「日本が感染増加に苦しむ中、二階氏はタブーに触れた」や「中止すべき時期が来た」などと明言されました。私はこの報道で「日本はようやく現実的な判断をしなければならないきっかけになる」という思いです。医療従事者や高齢者へのワクチン接種が進んでいない、ましてや選手団への接種の見通しも立っていない状況で、海外からの選手団が感染を恐れて日本には来れないと考えるべきです。政府の”五輪の中止または延期”の早い決断が必要です。

４月１６日（金）：①埼玉県の新規感染者数は、１６３人（１５日：１８８人）　②重症者３１人（昨日：３２人）③自宅療養者数４８２人（昨日：４６１人）　④入院患者の病床使用率３１．７％、入院者数４７２人（昨日：３０．５％）　⑤重症者病床使用率２０．０％（昨日：２０．６％）　⑥死者５人（合計７２６人）です。昨日も新規感染者数は１６３人と感染拡大傾向にあります。ワクチン接種が遅れている中で、私たちができる事は①不要不急の外出自粛②マスク着用③手の消毒④３密を避ける事⑤こまめに換気を行うを徹底する事です。感染力の強い変異株が流行の主流になろうとしていますので、各自で感染防止を徹底して行きましょう。