ウクライナ南部のへルソン州の巨大ダムが決壊し、大量の水が下流に流れ出て死者が出たり自然が破壊されるなど大きな被害が出ています。このことについて、ロシアとウクライナが互いを非難し合っていますが、西側諸国は即座にロシアに疑惑の目を向けています。米国の政府高官も、ロシア側が破壊した情報を得ているが断定できない。と言っています。私はドニエプル川をはさんで対峙する両軍にとって、ウクライナ軍が攻勢作戦に出るための渡河作戦に影響が出るだろうと予想しています。その意味では、ロシアに有利になるダムの決壊であろうと想像しています。

しかし、この洪水で約４万人もの人たちが避難を余儀なくされています。また、避難できない動物たちの犠牲も出て、国土が破壊され復興するまでに何十年とかかるでしょう。それにしても、一日も早い停戦を望んでいますが、改めて「国連安全保障理事会」という組織は停戦に向けた仲裁などもできず、全く無力だという事を感じます。

私は、いまこそ米国や英国などの先進国が中心となって、停戦に向けた具体的な仲裁を行い、ウクライナに一日も早い平和が来ることを望んでいます。

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