活動日記

2024/05/03

バイデン氏が日本を批判

3週間前に岸田首相が米国を訪れて、バイデン大統領と親密な首脳会談を行ったばかりなのに、バイデン氏が日本を批判したとの報道に、一体どうした事でしょうか?

バイデン米大統領は、公式の場で移民受け入れに消極的な中国・ロシアそして日本を「排外主義的」と批判したのです。岸田首相との首脳会談では、両国が「中国に対し日米同盟関係を強化して、防衛協力体制を進展させる」と発表していました。それにかかわらず、日米関係を悪化させるような日本の移民政策を批判する言動は理解できません。

確かにバイデン氏は移民に寛容な政策を取っています。しかし、メキシコからの不法移民が急激に増加(約247万人)し、米国内の主要都市では急増する移民を収容できなくなり、移民の滞在費や食費、そして移民の子供の教育費などが大きな財政負担となっている事実もあります。EU(欧州連合)も不法移民の大量流入によって財政負担が重くなっており、現在は移民の受け入れを厳格化する方向に変わってきています。もし、日本が労働力としての役割を期待して大量の移民を受け入れても交通機関、住宅、医療面での財政負担が増大することは目に見えています。

しかし、私は移民の受け入れについては様々な観点から考えるべきであり、米国に言われたからと言って受け入れるのではなく、日本は、世界に向けて「日本は排外的ではなく、国内事情や外国人の人権のためにも移民政策を慎重に進めている」と発表すべきです。そして日本国民も外国にルーツを持つ人に心を開き、共存していける様に意識を変える努力をする事が大事だと思います。移民してきた方たちが日本で心地よく生活できる様にしていく事が将来の日本を救う道だと考えます。

政府の役割は大きいですね。

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