活動日記

2022/12/10

メガソーラー設置の問題点

小川町では山間部に「さいたま小川町メガソーラー」の大型メガソーラーの設置計画がありますが、業者の開いた最初の住民説明会で住民から「説明会を住民に知らせていないのはおかしい」と、参加住民47人全員が退出するという混乱が起きています。また、設置予定地が豪雨で汚泥や土砂の流出事故が発生した為に、町は「小川町太陽光発電設備の適正な設置及び管理等に関する条例」を制定しました。メガソーラーの乱開発を防止しようとしている地域住民と開発を進めようとする事業者との間で紛争が起きています。そのような中、事業者側による大量の土砂の搬入計画があることが分かり、豪雨の際土砂崩れの危険性が判明したために、政府は異例の計画見直しを業者に求めました。

それに合わせて、埼玉県の大野知事も「昨年熱海で発生した土砂災害事故の時の盛り土の約10倍の規模である事」や「事業予定地が多様な生物種を保持する里山生態系が形成された屈指の地域である事」などから、中止を含めた事業計画の見直しを求めています。

これまで、全国でメガソーラーの設置場所で土砂流出などの被害が多発しています。それは、発電パネルの設置方法などの基準がありますが、業者の自主チエックだけで行政のチエック機能が働いていないことが原因の一つといわれています。小川町での設置の状況が他の開発に大きな影響を与えます。脱酸素政策で太陽光発電の設置を進めるのは良いのですが、乱開発による自然環境の破壊や住民の生活の安全性を損なう計画は行政の強制力によって中止させるべきです。今後も、メガソーラーの設置事業についても注視していきます。

*12月9日 (金)の埼玉県の感染状況ですが、新規感染者は7,125人(8日:7,282人)と高止まりの状態です。政府の分科会は年末年始の行動制限を設けないと言っていますが、今後、人の移動が多くなり更に増加する可能性があります。

*12月10日(土)発表の新規感染者数:白岡市35人、宮代町9人、蓮田市33人、久喜市64人。

※YouTube 岡しげおチャンネル配信中!「岡しげお白岡県政報告会」が新たに加わり、お陰様で視聴者数が増えています。まだご覧頂いていない方はぜひご覧下さい。(Yahoo:岡しげおチャンネル)

  • Facebookページへ
  • Twitterへ