活動日記

2022/04/13

倫理法人会の講演会に参加

新型コロナの影響で長らく講演会が開けませんでしたが、今回「久喜市倫理法人会倫理経営講演会」が開催され参加しました。その中で事業体験報告をした(株)中央メデイアエージエンシーの佐藤晴美取締役の話は心に残りました。特に、子どもの時に父親のDVにより親の離婚、結婚してからの夫のDVで離婚などの苦労を重ねていながら、倫理の心を忘れず頑張って生きてきた苦労話には涙が止まりませんでした。それは、私は親の離婚などはありませんでしたが、子供の頃に父が事業に失敗し酒に溺れる時期があり、とても苦労した体験と共通する点が多くあった事です。そして、私は今になると父が酒に溺れたのは、事業の失敗でやり場のない気持ちを酒で逃げていたのだろう、気の優しい父も苦しかったのだと、この年齢になって初めて父の気持ちを理解する事が出来ました。佐藤さんも、今では父親の気持ちが理解できるようになったと言っています。子供の頃には親の気持ちが理解できなくても、大人になって様々な経験をして分かってくる事が多いですね。

ところで、佐藤さんは経営危機に陥りながらも会社が存続できているのは「経営に倫理観を持つ事」だと言い切っています。正に渋沢栄一翁の「論語と算盤」の考え方が、事業を成功させると言う事を改めて認識しました。素晴らしい話が聞けて感謝の気持ちで一杯です。

4月12日(火)の埼玉県の感染状況:新規感染者数は2,541人(11日:3,661人)と7日ぶりに3,000人を切りました。このまま減少してくれると良いのですが、新たなオミクロン株「XE」の感染が心配です。また、私たち議員は、県内の自宅療養者が未だ約21,000人もいる事に目をやり、後遺症に苦しんでいる人も沢山いる事も忘れてはいけないと思っています。現在、一般病床使用率が36.2%まで下がっていますが油断することなく、もし第7波の感染拡大が起きても大丈夫なように医療体制の整備も進めて行かなければなりません。

*4月12日(火)の新規感染者:白岡市18人、宮代町5人、蓮田市16人、久喜市42人

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