活動日記

2024/04/05

台湾への支援

3日に台湾で起きたマグニチュード7.2の強い地震で現在死者9人、負傷者821人という大きな被害が発生しています。しかし、現地ではビルも崩壊していますので、これから更に犠牲者が増える恐れがあります。

ところで、台湾は日本と同じく地震が多発しています。最近では、1999年と2022年にM7の大地震が発生し、甚大な被害が出ています。その際は、日本の救援隊が派遣されています。一方、2011年の東日本大震災では、台湾は救援隊の派遣の他に約253億円もの義援金が、そして1月1日起きた能登半島地震では、僅か5日間で約25億円の義援金が送られています。

台湾の人達は、普段から「日本の有事は台湾の有事」と考えてくれています。現在日本と台湾が正式な国交がないのにもかかわらず、台湾との関係が良好なのは明治から昭和にかけて日本が台湾を統治していた事によるものです。その統治政策については、日本が台湾を“列国の植民地政策”とは違い、日本国内と同じく、教育面や衛生面、水利事業などに力を入れました。例えば、日本の7番目の帝国大学「台北帝国大学」の創設、或いはマラリヤなどの伝染病予防対策、更には八田興一氏によるダム建設などです。台湾の人達は、当時の日本の台湾統治政策に感謝をして、現在でも教科書で子供たちに教えています。そのような事から、台湾の人達は親日派が多いのです。

このような日本と台湾との良好な信頼関係を継続する為にも、日本は台湾への支援を早急に行うべきです。特に、岸田首相が先頭に立って国民に台湾への支援を訴え、マスコミも台湾支援を報道することが大事です。

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