活動日記

2022/02/26

合理的配慮は不十分

昨日は、一般社団法人埼玉県聴覚障がい者協会の大内伸一事務局長と岡野敏明事務局員のお二人が控室に来られて、「埼玉県内の手話言語条例情報」の報告書を手渡してくれました。無所属県民会議は、毎年協会と意見交換や予算要望を頂いています。埼玉県は平成28年4月に「埼玉県手話言語条例」を議員提案条例として制定しました。県内でも白岡市を始め38市町で条例が制定されています。しかし、国が手話言語法を制定していません。聴覚障がい者は”手話”を言語として日常生活をしています。その手話を、国が認めていないという異常な状況です。障害者差別解消法には、「障がい者に合理配慮」をする事が義務付けられていますが、国民には十分浸透していません。政府は、障がいを持った人への合理的配慮を更に進めるべきです。私は、今後共県議会で「合理的配慮」の普及を提言して行きます。

*合理的配慮:障害のある人が仕事などで不便をきたす場合、事業者や役所や学校などが,障害による不自由さを思いやり、不自由さを取り除くように改善する事。障害者差別解消法で義務化が定められました。例えば、学校で肢体や視覚が不自由な子供には、介助者や盲導犬の補助を受けながら学校生活を送れるようにする事です。

2月25日(金)の埼玉県の感染状況:新規感染者数は3,304人(24日:5,710人)です。昨日は、3回のワクチン接種を受けた70歳代の男性が高齢者施設で感染して死亡しました。高齢者や基礎疾患のある人は感染すると重症化する恐れがありますので、オミクロン株を甘く見てはいけません。私たちは、基本的な感染防止策を取って、緊張感をもって生活をしていく事が大事です。

*2月25日の新規感染者数 ①白岡市:70人 ②宮代町:38人 ③蓮田市:84人 ④久喜市:154人 ⑤伊奈町:66人

  • Facebookページへ
  • Twitterへ