活動日記

2022/01/21

埼玉県だけ検査パッケージを継続

埼玉県は今日から「まんえん防止等重点措置」が発令されました。大野知事は「感染対策を講じながら経済社会活動をある程度行うウイズコロナの段階に入った」と述べ、政府が停止すると発表した”ワクチン・検査パッケージ“を、全国で唯一埼玉県だけが採用しました。私も採用に賛成です。しかし、昨日飲食店関係者からは「制度が複雑だ」とか「登録の仕方が面倒だ」などの声が寄せられています。今後は県が登録を簡単にしていくなどの柔軟対応が重要で、今後も地元県議として皆さんの声を県に届けてまいります。

*ワクチン・検査パッケージ:飲食店等の利用者が2回のワクチン接種歴、または検査結果が陰性を確認することにより、人数上限の制限などが緩和される制度です。また、ワクチン・検査パッケージの適用を受ける為には、あらかじめ県に登録する必要があります。

さて、オミクロン株は、感染力は強いですが重症化率は低いのも事実のようです。専門家の中には「感染症法上の新型コロナの位置づけを季節性インフルエンザと同様の5類相当まで引き下げるべきだろう。これにより、感染者を保健所を通さず診療所で診察することが可能になり、感染者数が急増しても医療逼迫を招かずに重症者を手厚く治療できる」という意見もあります。

現在、国内でも3回目のワクチン接種が進み、飲み薬も承認されました。今後ウイズコロナで社会経済活動を続けていくには、検査体制をしっかりと整備する事も必要です。すでに新型コロナが3年目に入り、現在の状況が収束すれば、感染症の分類を2類から5類に変えて保健所や医療現場の負担軽減を図ることを検討するのも大事だと考えています。大野知事はどのような考えを持ってるのでしょうか?2月定例議会で議論したいと考えています。

1月20日(木)の埼玉県の感染状況:新規感染者数は2,452人(19日:2,215人)と、過去最多を更新しています。最近の感染状況を見ると”オミクロン株”の感染力の強さを改めて感じます。また、未就学児を含む若い人、ワクチン接種を2回済ませている人にも感染が広がっています。幸いにして現在のところ重症者は出ていないようですが、高齢者への感染が広がると油断はできません。今後も、しっかりと基本的な感染防止対策を行い感染しないよう個人ごと注意する必要があります。

*白岡市内で中学生(15歳)が、自宅で顔にケガを負いながら倒れていて、その後病院で死亡した事件(?)がありました。現在警察で傷害致死の疑いで原因などを調べているようです。家族のケアと生徒たちの心のケアが必要です。亡くなられた生徒のご冥福を心からお祈りいたします。

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