埼玉県知事選挙は、予想通り大野知事が１１３万票という高得票で圧勝しました。一方で、投票率は過去最低の２３．７６％を記録しました。前回の自民党推薦で知名度抜群の青島健太現参議院議員（維新）と激しい選挙戦とは違い、自民・公明・立憲・国民・維新の与野党が支援した選挙戦は楽勝ムードで戦う前から勝敗が決まっていました。私は、前回仲間の県議や市議の皆さんと一生懸命大野元裕知事を応援し、選挙期間中毎日県内の街頭活動を支援して勝利の喜びを味わっただけに、今回の選挙戦は熱が入りませんでした。今回浦和駅前やその他での街頭活動のビラ配りの支援などに行きましたが、盛り上がりには欠けていました。昨日の埼玉新聞にも、「単勝1倍の馬券は誰も買わない」とのコメントが載っていましたが、その通りだと思います。

しかし、４年前に大野県政を誕生させて、県議会から大野知事の県政運営を支えてその手腕を評価していますので大野知事に対する期待は変わりません。特に、大野知事就任後に発生した豚コレラや台風による水害、そして新型コロナウイルスへの的確な対応は、危機管理のプロの大野知事だからこそできたと思っています。

埼玉県もついに人口減少に入りました。そして、少子高齢化が進む中で如何に財政基盤を確立して県民の暮らしを守るかという大きな課題があります。喫緊の課題として電気代や燃料の高騰そして食料品の高騰など物価高が県民の生活を直撃しています。特に、国民年金で生活する高齢者や子育て世代のシングルマザーは、厳しい生活を余儀なくされ提案す。それらの当面の課題の解決と、医療・介護など体制づくり更には災害対策なども重要な課題です。

今回の知事選挙では、それらの課題を解決する為に大野元裕知事が県民の負託を受けたわけですから引き続き大野知事の手腕に期待します。