活動日記

2021/12/08

学童保育の現場視察

11月に行われた埼玉県学童保育協議会との意見交換会を踏まえて、白岡市と宮代町の”学童保育“の現場を視察し、担当職員の皆さんとの意見交換を行いました。現在両市・町ともに”指定管理者制度“を活用し、外部の企業やNPO団体に委託しています。児童クラブでは、指導員の皆さんが授業が終わって部屋に入ってくる子ども達に”お帰り“と明るく声をかけて出迎え、子ども達が自宅に帰ったような環境づくりに努力している様子が分かりました。また、指導員の皆さんがお母さんの様に一人一人の子供にやさしく接する姿を見て安心しました。現在全国的に少子化が進んでいますが、一方で小学校は学童保育を利用する児童が増えています。働く保護者にとって欠かせない事業で、ニーズは高まりその質も問われます。特に、障がいを持った児童の受け入れ態勢は、細心の気を配りが必要です。今回の視察で、白岡市・宮代町の学童保育の現場では、子どもたちの為に行政と受託業者が、保護者の気持ちを汲み取って、安全に放課後を過ごせるように頑張っている様子を見る事が出来ました。また、子どもたちも真剣に宿題をしたり、みんなでマフラーを編んだり楽しげに過ごしていました。意見交換会では様々な意見を頂きましたが、県で対応すべき事はしっかりと県議会で対応して行きます。大変有意義な視察で、両市・町の担当者に感謝いたします。

*学童保育事業:放課後に自宅に戻っても、親が仕事などで自宅にいない小学校児童の為、家庭に代る「生活の場」を提供し児童を支援する事を目的にした大事な事業です。

12月7日(火)の埼玉県の感染状況:新規感染者数は4人(6日:3人)と、三日続けて一桁の感染者数です。 さて、新型コロナの”変異株”「オミクロン株」の感染が3人発見されて、県では新たな病床確保計画を作成しました。現在の一般病床使用率:3.6%、重症者病床使用率:2.4%は”フェーズ2“のレベルですが、フェーズⅠ~Ⅴ、更に”感染者急増”の6段階に分けています。そして、病床確保数はフェーズⅠで500床、フェーズⅤで1,700床、感染者急増時は2,176床ついう体制を作っています。前回の”五波”の感染者急増時の医療体制などの反省を踏まえて、万全の体制を取っています。

いずれにしても、私たちはマスクの着用や手洗い、うがいなどの基本的な感染防止策を行うことが大切です。

*オミクロン株:変異株の名前をつける際、24文字あるギリシャ文字で順番に表して15番目の”O”からとっています。日本政府は、海外からの入国を全面禁止しましたが、海外の日本人駐在員や出張者は例外としましたまた、感染力が強いと言われていますが、ワクチンの効果についても情報を公開して欲しいと思います。

  • Facebookページへ
  • Twitterへ