活動日記

2024/04/03

川勝知事の辞意表明

昨日、静岡県の川勝平太知事が、6月の定例県議会が終わったら辞職するという突然の発表に驚きました。

突然の辞意表明は、川勝知事の思いつきだったのではないかと思います。マスコミの驚きぶり見ると、職員や県議会議長にも知らされていない事だと想像できます。知事は今年の7月の議会終了時に辞職する事になる訳で、県庁だけでなく県内の支持者なども混乱する事は間違いありません。ただ、夏のボーナスはしっかり受け取ることになります。

川勝知事は、これまでも「御殿場市は、コシヒカリしかない」とか「磐田市は浜松市より文化が高い」など“差別”と言われても仕方のない物議を醸しだす発言を繰り返しています。今回は、静岡県庁の入庁式での訓示で「県庁はシンクタンク。野菜を売ったり牛の世話をしたり、モノを作ったりとかと違い、皆さまは頭脳、知性の高い人たち」と発言しました。これは明らかに職業差別です。

それに対する釈明の記者会見で、「発言内容については、メディアの切り取りだ」と主張し不適切ではなかったと強調しましたが、突然の“辞意表明”で、その後の記者の質問には一切答えないという態度も批判を浴びています。

私も、今回の訓示での表現は、農家や酪農家の人達は頭を使っていない、と捉えられても仕方のない、全く失礼な言い方です。川勝知事のこれまでの問題発言を考えると、県民の代表者としての“資質に欠ける”と思っていますので、辞職はやむを得ないと思います。更に、事前に副知事や関係部署に事前の辞意の意志を伝えずに、知事が突然発表したとしたら“知事の職責の重さ”を理解していないのではないかという大きな問題もあります。今後の静岡県政の動きには関心を持って見ていきたいと思います。

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