活動日記

2024/04/28

復旧が遅れる能登半島

ことし1月1日に発生した能登半島地震から、4か月が経とうとしていますが、いまだに厳しい環境での暮らしを余儀なくされる人も多くいます。

能登半島地震で亡くなった方は245人もいます。その他災害関連死が15人です。また、半島全体で停電している家が約250戸、断水している家が6300戸もあります。先日のテレビで「のと鉄道」が全線開通し、桜を見る人たちでにぎわったという嬉しいニュースがありました。しかし、最近は能登半島地震の復旧状況などの報道がめっきり減ってきたのが現状です。

能登半島は交通の便が悪く、過疎化が進んで高齢者の占める割合が高いのも、阪神淡路や東日本大震災と比べて支援の手や復興計画が進まない大きな要因なのでしょう。 しかし、復興支援は日本人として忘れてはならない重要な課題です。

ところで、現状は 国や自治体の実効的な支援策がよく見えてきません。土屋品子復興大臣や馳石川県知事の記者会見もほとんど行われいません。改めて、大阪・関西万博などより優先して能登半島地震の復旧・復興に取り組むべきだという国民の声をもっと高めていく必要があります。

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