活動日記

2024/02/10

政治家の感覚のズレ

二階俊博衆議院議員と言えば、二階派の会長で自民党の幹事長を長年務めてきた大物政治家です。その二階氏は約1億3000万円もの裏金を作り、政治資金法違反で上脇博之神戸学院大学教授が告発していました。それに対し、東京簡易裁判所は二階氏の秘書に、罰金100万円と3年間の公民権停止命令が出ただけでした。こちらも安倍派と同じでトカゲのシッポ切りです。

また、自民党から二階氏に「政策活動費」が5年間で約50億円が支出されている事も報道されています。この政策活動費は税金ですが、使途の公開が義務化されていません。全くもって、約50億円もの税金の使い道を公開しないで良いなど、一般の会社などでは許されるものではありません。しかし、国会議員だけはこのような事がまかり通るのです。

更に、今回判明したのは、二階氏が代表を務める政治団体「志師会」などが3年間で約3500万円の書籍代金を支出している事が分かりました。例えば、1000円の書物であれば3万5000冊です。自宅が図書館でも収容できない書物の数で、3年間でそのような数の本を読んでいるとは到底思えません。

このような国民の感覚とはずれた国会議員が国民の生活を良くするために活動しているとは到底思えません。今回の一連の「裏金」問題や、政策活動費の問題などに関する説明を聞いても納得のいくものは一つもありません。二階氏も含めこの問題に関与した自民党国会議員は、国民の感覚とは全くずれた人ばかりで国民は選挙で正しい判断を下すべきです。

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