白岡市は梨の特産地ですが、最近は梨農家が減少しています。しかし、生産量は県内で２位を維持し、“白岡市と言えば梨”と言われるくらい美味しい梨で有名になっています。美味しい梨が出荷されるまで多くの労力が必要で、苦労の割には収入が少ないというのが後継者が少ない理由のようです。例えば、秋の収穫が終わると、冬の寒い中、枝の剪定作業。春から夏にかけて除草や肥料散布、交配作業や害虫対策や降雹対策等など、収穫まで大変な労力です。そして、天候との戦いでもあります。梨農家の皆さんのこのような苦労があって、私たちは美味しい梨が食べる事が出来るのです。昨日は、梨畑を見ながら、梨農家の皆さんに感謝しながら今年の豊作を祈りました。

さて、昨日の報道で米国のワシントン・ポストやニューヨーク・タイムズが揃って「東京五輪の中止」を掲載したとの事です。その中で、ＩＯＣのバッハ会長について「新型コロナ禍で五輪の開催を強行させ、開催国を食い物にしている」と酷評しています。確かに、最近のバッハ会長の発言を聞いていると、コロナの感染拡大の中でもどうしても五輪を開催したいという事が感じ取れ、人の命は二の次という発言に怒りを感じていました。昨日は、米国の有力紙がバッハ会長に対して的確な評価をしたと感心しました。

さて、５月６日（木）：①埼玉県の新規感染者数は、１７９人（５日：１６５人）　②重症者３８人（一昨日：３５人）③自宅療養者数７７４人（一昨日：８６４人）　④入院患者の病床使用率４６．８％、入院者数７２２人（一昨日：４４．５％）　⑤重症者病床使用率２３．９％（一昨日：２２．０％）　⑥死者１人（合計７４７人）です。昨日は、１都３県の知事がテレビ会議で東京都は“緊急事態宣言”を、そして３県は“まん延防止等重点措置”を５月３１日まで延長する事を政府に要請する事が決まりました。最近は、感染力の強い“変異株”の感染者が６０％を超えていますので、ワクチン接種までに新規感染者数を１００人以下に抑え込む必要があります。特に、変異株は若者にも感染し、容態が急変する特徴があります。今日も皆さんで①不要不急の外出自粛②マスク着用③手の消毒④密を避ける事⑤こまめに換気を行うを徹底する事　この４点に気を付けて、ステイホームで過ごしましょう！