活動日記

2021/06/03

歴史と伝統

昨日の早朝散歩は、市内の”白岡八幡神社“まで足を延ばし、新型コロナの早期収束を祈願しました。この神社は、平安時代(849年)に建立された1172年の歴史と伝統のある神社です。また、学問の神様「菅原道真候」を祀っている湯島天満宮から分霊されて、敷地内にある「白岡天満神社」に祀られています。これまで、神社では様々な行事が行われ、併せて地元の人たちが小・中学生に巫女の舞を教えたりして伝統を継承しています。このように、子ども達に地元の歴史を教え継承する事は故郷に誇りを持つ事につながりますの大事な事です。

さて、昨日の国会(委員会)で新型コロナ対策分科会の尾身会長が、東京五輪に関してこれまでと違った答弁が行なわれ驚きました。尾身会長は、委員の質問に「今の状況(世界の感染拡大状況)で、やるのは普通ないわけだから、やるのであれば、開催規模を出来るだけ小さくして管理体制を出来るだけ強化するのは主催者の義務だ」、「何のために五輪を開催するのか明確なストーリーとリスクの最小化をパッケージで話さないと一般の人は協力しようとは思わない」と明快な答弁をしました。また、この前に尾身会長は「東京五輪の感染対策などについてアドバイスを要請された事が無い」と苛立っていましたので、専門家としてアドバイスを受け入れない政府や組織委員会などへの不満が、このような形で、今までにない強い答弁になったのだと思います。たぶん、東京五輪に関するアドバイザーは、開催に賛同する別な専門家がいるのだと思いますが、尾身氏は「プロとして政府に提言をする」とも話していますので今後の提言が楽しみです。五輪に関するアドバイスも政府に出来ず、尾身会長が気の毒になってきます。

6月2日(水)の埼玉県の感染状況:①新規感染者数は132人(1日:114人) ②重症者48人(一昨日:44人)③自宅療養者数390人(一昨日:460人) ④入院患者の病床使用率34.5%、入院者数567人(一昨日:35.7%) ⑤重症者病床使用率29.4%(一昨日:27.0%) ⑥死者4人(合計791人)です。そして、陽性率は3.1%(一昨日:3.2%)と3%台から減少していません。また、昨日は”インド型変異株“の感染者が新たに2人発見されて、インド型変異株の県内の感染者数は合計3人となりました。その中の1人は、4月下旬にアジア渡航から帰国時はPCR検査で陰性でしたが、2週間の自宅待機中に発症していますので家族への感染が心配されます。そして、すでに3人の感染者が発見されていますので、市中感染が広がる恐れがあります。注意が必要です。引き続き、各自で気を緩めず①不要不急の外出自粛②マスク着用③手の消毒④密を避ける事⑤こまめに換気を行うを徹底する事 この4点に気を付けて、今日も感染防止に努めていきましょう!

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