安倍派の裏金問題で、今になって「細田前衆議院議長が裏金の采配をしてた」、或いは「細田氏から裏金の具体的な指示を受けていた」と証言する議員が出ているという報道に、正直呆れています。そして、安倍派は一連の裏金作りの問題を全て先月亡くなった細田氏の責任にする作戦に出たのか？、そして、政治の世界は恐ろしいというより、異常だ！ という思いです。 　

それにしても、国民から選ばれた大の大人（国会議員）が、なぜ、指示された時におかしいと言わなかったのか？　この報道に 国民の多くは「この期に及んで責任を全て亡くなった細田氏になすり付けているのではないか」と受け取ると思います。まさに「死人に口なし作戦」で、故人であれば、これ以上、特捜部も追及できないと考えたか？何とも情けない議員が安倍派には多いことか、その無責任さに呆れ果てます。

細田氏に責任があると主張しても、“裏金”を作っていた議員の違法、脱法行為が免責されないのは言うまでもありません,むしろそう言う議員本人が、卑怯な行いで自分の信用を失墜している事を自覚すべきです。