活動日記

2023/06/21

河野大臣の強硬姿勢

河野大臣がマイナンバーカードについて、「新しい誤登録起きない」と発言した直後に、障害者手帳の情報が他人のマイナンバーカードに紐づけされているトラブルが発生しました。河野大臣のこの発言は、何を根拠に誤登録起きないと言ったのか分かりませんし、国民の7割が反対しているのに、方針を変えないでいる事が私には理解が出来ません。今回のトラブルの原因は、静岡県が障害者手帳とマイナンバーの個人番号を紐づける際に、同姓同名の別人の情報を誤登録したり、過去に使われていた障害者手帳の番号をシステムから取り消さないまま使い回したりした事が原因です。信じられない人為ミスです。

一方で、加藤厚生労働大臣は、健康保険証と一体となったマイナ保険証を使った際に「保険証が発行されていても、オンライン確認で資格無効、あるいは資格情報なし、と表示されることがあります」と発言しています。 このように今後もトラブルが予想され国民の不安がある中で、来年秋に「現行の健康保険証廃止、マイナンバーカードに一体化」へと突き進んで良いのでしょうか?これまで、政府はマイナンバーカードを普及させるために、マイナンバーポイントに多額の予算をばらまきましたが、その予算をシステムの見直しに使うべきでした。国民の信頼無くして、マイナンバーカードに普及は望めません。もう一度立ち止まり、制度自体の見直しも行うべきです。

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