活動日記

2022/03/16

渋沢栄一に学ぶ

月刊誌「致知」の3月号は「渋沢栄一に学ぶ人間学」で、ある大学教授が寄稿した文章がとても印象に残っています。それは、もし今渋沢栄一氏がいたら、今のような貧富の差がなかったであろうという内容です。渋沢氏は「能く集め、能く散ぜよ」と説いていますが、お金は血液のようなものなので、ため込まずに循環させることで経済が発展していくと述べています。現在、日本は確かに格差が広がっています。また、高齢者がお金を貯金したままにしている一方で、非正規社員が多くなり年収が低くて結婚相手が見つからず苦しむ若者が増えています。そして、お金がうまく流通していません。更に、生涯未婚率が上がっていて、同時に人口が減少している為に経済力が落ち込むなどいろいろな弊害が起きています。今、社会構造や労働環境・処遇などを変えていかないと人口減少はさらに拍車をかけることになります。もし、渋沢栄一氏が現在で活躍していたら、「論語と算盤」の精神で経済活動に道徳性を持たせる事を実践するでしょう。そして、彼の影響を受けた多くの経済人が育ち、利益を上げながら社会貢献する企業が続出する。そんな日本経済になって居たかもしれません。私は、一人の政治家として、常に社会貢献ということを考え「何ができるか、何をすべきか、何が必要か」を念頭に置いて行動しています。

*生涯未婚率 : 1985年に男性3.9%、女性4.3%→2020年には男性25.7%(6.5倍)、女性14.9%(3.5倍)に増加しています。

3月15日(火)の埼玉県の感染状況:新規感染者数は2,350人(14日:7,183人)と、大幅に減少しました。現在一般病床使用率も47.3%(前日48.1%)、重傷者用病床使用率も19.2%(前日19.2%)と減少傾向にあります。昨日、県は専門家会議を開催し“まん延防止等重点措置を3月21日で解除する”ことを決めました。しかし、これから花見や転勤の時期で宴席が多くなりますので感染防止は続けていく必要があります。

*3月14日の新規感染者数 ①白岡市:42人 ②宮代町:28人 ③蓮田市46人 ④久喜市:113人 ⑤伊奈町:25人

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