警察庁の発表では、昨年の全国的に犯罪が減少しているとの事。埼玉県でも減少しています。しかし、特殊詐欺（振り込め詐欺など）は減少しているとはいえ、昨年１１月末現在で９１１件も発生し、被害総額も１９億円という莫大な金額の被害が出ています。また、”略取誘拐”においては、昨年度対比２０７％も増加しています。これらを見ると、外出自粛や学校の休校で街頭犯罪は減少していますが、スマホのＳＮＳなどで出会い系での犯罪が増えていると言えます。経済状況の悪化、特に貧困率が高まると犯罪が増加すると言われていますので、これから新型コロナウイルス感染症の影響が長引き、生活困窮者が増えれば治安が悪化する恐れがあります。先ずは、感染拡大を防いで感染者をできる限り無くす事を最優先に考え、次に経済を回す事に力を入れるべきです。また、現在深刻になっている困窮者を救う事も大事だと考えています。２月議会ではこの点も取り上げていきます。

１月３１日（日）の新型コロナ感染症報告：①埼玉県の新規感染者数は、２４３人（３０日：３０６人）　②重症者８２人（昨日：８６人）③自宅療養者数２７５２人（昨日：２６８８人）　④入院患者の病床使用率７５．５％：入院者数９６５人（昨日：７５．０％）　⑤重症者病床使用率５８．６％（昨日：６１．４％）　⑥死者１０人（合計３５０人）です。そして、陽性率は５．０％と減少傾向にありますが、病床使用率は依然として高止まりです。

今、国会が開かれていますが、ＧоＴоの補正予算１兆円を医療現場に回してほしいと思います。病院経営を支援したり、ＰＣＲ検査器具の購入などが最優先です！