活動日記

2023/07/22

現場の生の声

社会福祉法人「浦和の里」は、白岡市内やさいたま市内で介護老人福祉施設を運営し地域福祉で大きな貢献をしています。その法人の清水運営企画室長と林事務局長が事務所を訪問してくれ、現場の生の声を聞かせてくれました。白岡市内では、特別養護老人ホーム「わかば」が「短期入所生活介護」「居宅介護支援事業」を行い地元の高齢者にとって無くてはならない施設となっています。

現場での介護職の人材の確保や定着できるための職場環境の改善での苦労、更には施設の経営上の課題などについて生の話を聞くことが出来ました。

わかばさんでは、コロナが落ち着いたので、3年ぶりに「わかばサロン」で地域の皆さんと楽しく触れ合う活動を再開したら、参加者からとても評判が良かったそうです。みんなとおしゃべりしたり、身体を動かしたり、ためになるお話を聞いたりすることは脳も身体も健康に保つ秘訣ですね。この地域支援の素晴らしい取り組みに敬意を表します。

またわかばでは、介護スタッフが定着しており、一度退職した方が戻ってきたとの事。これからお世話になるかもしれない福祉施設で一番気になるのはスタッフの人柄です。働いている人の人間関係はサービスに現れますので、定着率が良いということは良い施設であることの証だと思います。

高齢化が益々進行する中、自分がいかに長く健康を保つか。また生活に不自由になつたら、いかに良い施設を見つけるかを考えておかなければならないなぁと、真剣に考えるきっかけになりました。

ところで、現在政府は「総合事業」(介護予防・日常生活支援事業)に力を入れていますが、今後の高齢者の増加や要支援者の増加を考えると、普段からの地域の支え合い体制づくりを如何に作っていくかという事が課題です。私も、これまでの経験を活かして地域で高齢者などを支え合う地域支援に努力していきたいと思っています。

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