活動日記

2023/02/07

県のEBPMの考え方による行財政改革

昨年の私の県議会代表質問では、賢明な財政支出すなわちワイズスペンデイングにより政策効果が乏しい歳出を徹底して削減し、政策効果の高い歳出に転換し財政健全化を進めるべきという提言をしました。

今回は、昨年5月に政府の財政制度等審議会の建議である「歴史の転換点における財政運営」の中で、個々の歳出を効果のあるものにする取り組みとして「アウトカム・オリエンティッド・スペンデイング」という新しい考え方が提言されました。直訳すると「成果志向の支出」という事で、どのようなアウトカムの実現を目指して財政支出をするかを事前に明確化するもので、エビデンスに基づく政策立案であるEBPMの考え方に近いものだと言われています。埼玉県5か年計画の「計画を着実に実行する仕組み」の項目にも、EBPMの考え方に基づく政策立案が明文化されています。

今後全国で最も速いスピードで後期高齢者が増加し、急激な高齢化社会を迎える本県においては、財政状況が今よりも更に厳しくなるのは明らかです。このような状況では、限られた財源を最適に配分する為、施策の優先順位を明確にし、スクラップ・アンド・ビルドを通じて真に効果的な施策に打ち込んでいくという、まさに「成果志向の支出」を徹底していくべきです。また、「成果志向の支出」を徹底し続ける事で、県民の行政に対する信頼の確保のもつながって行くものと考えます。

今回の2月県議会では、大野知事に令和5年度の予算編成でEBPMの考え方をどのように取り入れたのかを質問する予定です。ご期待ください!

*EBPM : エビデンスに基づく政策立案(Evidence-Based Policy Making)

*2月6日 (月)の埼玉県の感染状況ですが、新規感染者は696人(5日:1,387人)と1,000人を切りました。このまま減少する事を願っています。

*2月7日(火)発表の新規感染者数:白岡市16人、宮代町23人、蓮田市15人、久喜市47人。

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