活動日記

2021/09/09

稲刈りが進む

最近は長雨が続いていますが、雨の合間を縫って稲刈りが進んでいます。今年は、春先の天気が良く、最近は台風が来なかった事もあり稲の生育も順調で豊作のようです。そして、昔とは違い刈った稲を田んぼで天日に干さないで、即機械で脱穀と乾燥が出来ますので田んぼの風景も変わりました。今年も美味しい新米が食べれそうで楽しみです。

さて、政府は9月12日(日)までの首都圏などに出されている「緊急事態宣言」を9月30日まで延長する事を決めたとの報道がありました。今日は記者発表で具体策が示されると思いますが、私は中等症から重症者をどのように減らすか、その対策を聞きたいと思っています。現在の多くの自宅療養者を大型施設(野外病院)に収容して抗体ワクチン・酸素投与など集中的に行うべきだと思っています。それでないと、家庭内感染が増え続け自宅で亡くなる患者を減らす事が出来ません。今日の菅首相の記者会見を注視して行きます。

9月8日(水)の埼玉県の感染状況:新規感染者数は779人(7日:647人)と、昨日も1,000人を切り減少傾向にあります。しかし、重症者の数は、わずか7人減っただけで136人と相変わらず高い水準です。中等症患者への抗体カクテル療法などで早期に治療して重症化を防ぐ事が大事です。重症患者が減少しなければ病院の逼迫度は改善されません。

政府は、埼玉県を含む首都圏の緊急事態宣言を今日の対策本部会議で正式決定しますが、私はワクチン2回接種者は感染対策を行い、行動規制緩和も並行して行うべきだと考えます。各地域とも逼迫した経済を回す必要がありますので、政府は国会を早急に開いて、医療体制の整備の他に経済対策の大型予算の投入を決めるべきです。

地元白岡市の昨日時点での総感染者数は640人(8日:+3人)、宮代町は339人(+1人)でした。また、隣の蓮田市が662人(+5人)、久喜市が1,583人(+3人)、伊奈町461人(0人)という状況でした。重症患者が減少していませんので、まだまだ油断が出来るような状況にはありません。 引き続き緊張感をもって①不要不急の外出自粛②マスク着用③手の消毒④密を避ける事⑤こまめに換気を行う、という基本事項を徹底して生活しましょう

*酸素ステーション:自宅療養中の患者が救急搬送要請をした際、酸素投与を受けられる施設で一時的な対応をする施設です。県内に4か所の施設を準備し、9月1日には上尾市で最初にスタートしました。

*抗体カクテル療法:人工的に作った2種類の抗体を点滴で投与する治療薬です。発病後7日以内に投与する必要があります。治験で入院・死亡リスクが70%減少したとの報告があります。

*デルタ株:インドを中心に感染拡大し、アルファ型(英国型)の約1.5倍の感染力があります。日本でもデルタ型の感染が主流で若者や未就学児に広がっています。ワクチンの効果も弱まる可能性も指摘されています。

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