活動日記

2021/08/04

職員の働き

現在埼玉県が白岡市内の菁莪地区に調節池を造成しています。地元の人たちから”ベンチを作ってほしい”という要望がありました。早速、藤井市長に話をしたところ、職員が県土木事務所と調整して手作りでベンチを作ってくれました。藤井市長の職員に対する早い指示と、職員の素早い行動力が実を結びました。暑い中市民の為に一生懸命汗を流す姿に感動しました。白岡市は、藤井市長になって確実に動き始めています。

ところで、昨日の菅首相の「新型コロナの入院対象を重症者に絞り込む、それ以外は自宅療養とする」という発表は、専門家からも批判を浴びています。私はこの首相コメントは”政府が医療崩壊を認めた“と国民は理解すると思います。埼玉県だけでも自宅療養者が5,484人(2日:5,344人)もいて、入院予定・宿泊療養等調整中の方が1,435人もいます。それらの方々が、自宅で症状が急変した場合は”命”にかかわる事態になるのです。政府は、各家庭にパルスオキシメーターを配布して遠隔診療を行うとしていますが、1人暮らしやパソコン(スマホ)操作が出来ない人も多くいるのです。更に、政府は”自宅で抗体カクテル療法”を行うとしています。しかし、この療法は、点滴ですから素人では出来ません。政府は、重症者のみが入院という制度を早急に見直すべきです。医療現場・体制整備が急務で、今後自宅で亡くなる方が増える恐れがあります。

*抗体カクテル療法:新型コロナの治療薬として承認されたもので、軽症や中等症の治療薬として効果があるとされています。薬の投与は点滴です。

8月3日(火)の埼玉県の感染状況:①新規感染者数は1,052人(2日:762人) ②重症者56人(一昨日:56人)③自宅療養者数5,484人(一昨日:5,344人)④入院患者の病床使用率59.3%、入院者数989人(一昨日:56.9%)⑤重症者病床使用率33.9%(一昨日:33.9%) ⑥死者1人(合計851人)⑦陽性率12.5%(7月1日:2.8%)です。

今日も、熱中症に注意すると共に危機感を持って①不要不急の外出自粛②マスク着用③手の消毒④密を避ける事⑤こまめに換気を行うを徹底する事 この4点に気を付けて感染防止に努めていきましょう!

*ステージⅣの基準 : 入院患者の病床使用率:50%以上、重症者病床使用率:20%以上、陽性率:5%以上 

*重症度区分:・重症:集中治療室に入室、あるいは人工呼吸器やECMOなどの機会サポートが必要。 ・中等症Ⅱ:酸素を吸わなくてはいけないような肺炎がある。 ・中等症Ⅰ:酸素を吸わなくても良いが、呼吸困難を伴う困難がある。 ・軽症:咳以外の症状がほとんどなく、肺炎もない。 

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