防衛省において、若者を陸海空自衛隊や防衛大学校・医科大学校などへ入隊（入学）してもらう募集業務も重要な仕事でです。現在防衛省の募集課が中心となり各県に募集業務を行っているのと、各市町村の自衛隊OBなどが「募集相談員」として支援しています。私も、自衛隊OBとしてお世話になった自衛隊を支援したい気持ちから募集相談員として活動しています。活動内容は、県立高校で生徒への募集説明会の開催要請や、自衛隊への入隊希望者への情報の提供などです。

現在、防衛省では、少子化が進む中募集業務に大変苦労しています。しかし、中には災害派遣などで活躍する自衛隊員の姿をテレビなどで見て、自衛隊で人を助けるために働きたい、あるいは国を守る為に自衛隊員になりたいという若者がいます。ところが、自衛隊の情報を得るすべを知らないために、入隊のチャンスを逃してしまう若者もいます。　　　　

私は自衛隊に関われた事を誇りに思っています。それは自衛隊の使命である〝守る“ことを教えられ、訓練し、実行してきたからです。その精神は人生を貫いていて、県議会議員時代「暮らしを守り、命を守る」をモットーに頑張ってこられました。訓練は厳しいですが、苦労しない場所では何も得られません。一流のアスリートが人に言えない苦労や努力を日々積み重ねているのと同じです。しかし自衛隊の場合は、沢山の仲間がいるので、助け合うことができます。また、地域や災害時など感謝もされます。是非若者に自衛隊の良さをわかってもらいたいと心から願います。

昨日の会議では、自衛隊員の募集の厳しい現状を知る事ができましたので、これからも若者の進路のためにもっと自衛隊の良さをアピールしていこうと考えています。