活動日記

2022/02/05

訪問薬剤師の必要性

昨日は、令和4年度の埼玉県一般会計予算案の説明がありました。2兆円を超える過去最大の予算案で、コロナ対策やウィズコロナでの経済対策など、将来を見据えた新規事業もたくさんあります。10日(木)に大野知事が記者発表しますので詳細はその時に明らかになります。

また、昨日は保健医療部との打ち合わせで「訪問薬剤師の必要性」について意見交換を行いました。訪問薬剤師という言葉自体未だ一般的ではありません。“訪問薬剤師”とは、自宅や施設などで生活する患者のもとに医薬品を届け、医師の指示により服薬の指導や管理をする薬剤師を言います。現在は、“かかりつけ薬剤師・薬局”が主流で患者が薬局に出向いて調剤をしてもらったりアドバイスを受けています。しかし、これから高齢者世帯や独居世帯が多くなり、薬局まで行けない人が多くなるのは確実です。そこで、必要なのが“訪問薬剤師”です。訪問薬剤師は、患者の状態によっては医師に変わり医療サポートをすることもあり、認知症の患者の場合はケアマネージャーや介護スタッフへの情報提供も行うために、業務範囲が多岐にわたり責任も大きくなりますが、必要性はますます高まります。2月議会では、訪問薬剤師の必要性について大野知事と議論していきます。これからも、埼玉県の将来を見据えて制度の提案をしていきます。

2月4日(金)の埼玉県の感染状況:新規感染者数は4,593人(3日:5,627人)です。政府は、子供や高齢者への感染が広がっているために、感染対策の重点を飲食店から高齢者施設や小学校・幼稚園を重点的に移行することを決めました。しかし、子供の感染者症状の特徴などを小児科の先生方から明らかにして欲しいと思います。また、2歳以上の子供にマスク着用の提案がありましたが、異論も多く“年齢”の明示はなくなりました。私も同感で、子供によって発育状況が異なるために、年齢で一律区切るのは反対です。私たちは引き続き、マスク着用や3密の回避などの基本的なことを行い、引き続き緊張感をもって生活していきましょう。

*2月4日の新規感染者数 ①白岡市:7人 ②宮代町:0人 ③蓮田市:1人 ④久喜市:6人 ⑤伊奈町:20人

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