活動日記

2022/02/04

みなし陽性とは?

政府は、オミクロン株の感染拡大に伴い、感染者の濃厚接触者となった同居家族に発熱などの症状がある場合、検査しないで医師の判断で感染者とみなす“みなし陽性”とする仕組みが出来たと発表しました。そして、現在17道府県でこの仕組みを行っているそうですが、埼玉県は“みなし陽性”を運用しないで、従来通り医療機関での受診と検査をすることを決めています。みなし陽性を運用する狙いは、病院で発熱外来への患者が殺到して検査が追い付かなくなるのを避けることが狙いのようですが、何ともおかしな話です。医師が症状のみで感染したとみなす、この「みなし陽性」のやり方は、今回のオミクロン株の特徴である「無症状」、「軽症」という事を考えれば、検査をしないと誤診も十分考えられますので、医師の責任は重くなります。やはり、医師が診断と検査を行ってから陽性・陰性の判断をすべきです。

2月3日(木)の埼玉県の感染状況:新規感染者数は5,627人(2日:4,835人)と、4日振りに5,000人を超えてしまいました。また、病床使用率は52.1%まで上がっています。そして、自宅療養者は2万1千人と膨れ上がっています。私たちが出来る基本的感染防止対策は、マスク着用や3密の回避などですので、引き続き緊張感をもって生活していきましょう。

*2月3日の新規感染者数 ①白岡市: 39人 ②宮代町:21人 ③蓮田市:27人 ④久喜市:82人 ⑤伊奈町:41人

  • Facebookページへ
  • Twitterへ