活動日記

2022/12/18

陸上自衛隊の性被害を考える

元陸上自衛官の女性が“性被害”を受けた問題で、直接かかわった5人の男性隊員が“懲戒免職”処分を受けました。また、上司の中隊長を性被害の訴えに対応が不十分だったとして6ケ月の停職処分を受けました。昨年被害者の五ノ井里奈さん(23)が、実名で性被害を訴えたことから私もその経緯を注視していました。私は35年前までは同じ陸上自衛隊に勤務していたことから、今の陸上自衛隊はどうなっているのか?ほとんどの部隊が一生懸命訓練に励み、災害派遣などで頑張っているのに、一部の隊員の不祥事で陸上自衛隊に対する国民の信頼が無くなる!との思いを持っていました。当時の陸上自衛隊の第一線部隊(戦闘部隊)には、女性隊員はいませんでした。今回の事件は陸上自衛隊郡山駐屯地で第一線部隊(戦闘部隊)です。自衛隊において、今回のように男性隊員が女性に対してセクハラ行為をするなど絶対にあってなならない事で、「規律の乱れ」や「士気の低下」がひどい部隊だと言われても仕方がありません

私は陸上自衛隊美幌駐屯地(第6普通科連隊)に勤務していた時、部隊の規律を維持し士気を如何に高めるか、という事に力を注いでいました。特に、この部隊は北方領土に接する第一線部隊で、米軍の海兵隊とも訓練をしていましたので、有事の際は一番先に出動する部隊としていつも緊張感を持っていました。自衛隊が有事の際に任務を確実に達成するには普段からの「規律の維持と士気の高揚」が命です

これまで災害派遣において、自衛隊の働きが高く評価され、被災された方々に感謝されたという報道を目にするたびに自衛隊の活動を誇らしく思っていたものです。今回の事件をきっかけに、セクハラやパワハラなどを一掃して国民に更に誇れる陸上自衛隊になって欲しいと思います。

*12月17日 (土)の埼玉県の感染状況ですが、新規感染者は9,219人(16日:8,333人)と、5日続けて高止まりの状況です。

*12月18日(日)発表の新規感染者数:白岡市81人、宮代町41人、蓮田市100人、久喜市143人。

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