活動日記

2024/05/10

野中広務氏の提言

ここにきて、安倍元首相の政策「アベノミクス」の失敗や、政治の私的利用などが明るみ出ています。当時自民党の野中公務元官房長官が安倍晋三政権に対し「議会制民主主義が相当に危険な状態だ」と批判していた事を思い出します。また、安倍元首相の国会での虚偽答弁が118回もあったという事が報道されました。これからも、森友問題や、桜を見る会、更には加計学園の問題など安倍元首相が関わった事件の真相が更に出てくると思います。

地方紙での報道は、当時の候補者が匿名を条件で安倍元首相が資金を提供したことや、収支報告書に記載しなかった事などを語っています。

官房機密費は、内閣が施策を円滑かつ効果的に進めるための経費で、年間約12億円が官房長官の判断で使用できます。領収書なしでも支払うことができ、かつその使途は公表しなくても良いのです。官房長官を務めた野中広務氏は当時新聞社の取材に「官房機密費は月に約7千万くらいを使い、そのうち1千万円を首相に渡していた」と明らかにし官房機密費が選挙にも使われているのではないかと話題を呼びました。今になってようやくその実態が明らかになったのです。

今思えば、当時マスコミのほとんどが安倍元首相の政権運営を称賛していましたので、野中公務氏を始め安倍氏を批判する政治評論家などはテレビから消えていきました。しかし、安倍氏の実態が明らかになっていますので、様々な事件などでの安倍氏関与などが明らかになり今後は目が離せません。

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