活動日記

2022/10/27

インボイス制度

令和5年10月1日から実施される「インボイス制度」は、消費税の仕入れ額控除を受けるために、企業規模にかかわらず個人事業者も必ず対応しなければならない制度です。中小零細企業や個人事業者にこの制度のメリットはあまり感じられません。特に、「免税事業者」と「課税事業者」の内、免税事業者は「適格請求書」を発行できないために、政府のいうインボイス制度で取引先が広がるというメリットは、零細企業や個人事業主にはありません。

昨日は、この制度の大きな影響を受ける「白岡市シルバー人材センター」の依田理事長が事務局長を伴い事務所を訪れ意見交換を行いました。この制度が実施され、もし会員が適格請求書発行事業者として登録しなかった場合、センターは仕入れ税額控除を受ける事が出来ず、税負担が多くなります。また、個人事業主である会員が、適格請求書発行事業者として登録する場合、消費税の申告義務が生じるなど、負担が大きくなります。今後の超高齢会社会の中で高齢者に就業機会を提供し、高齢者の社会参加を促し生きがいを生みだす大事なシルバー人材センターの事業が縮小する恐れがあります。

この問題は、以前から会派「無所属県民会議」の取り組む大事なテーマの1つでした。今後も、現場の生の声を聞いて知事に対して要望などを行っていきます。

10月26日(水)の埼玉県の感染状況ですが、新規感染者数2,293人(25日:2,366人)と、また2,000人台が続いています。

*10月27日(木)発表の新規感染者数:白岡市4人、宮代町6人、蓮田市17人、久喜市25人。

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