私たちの快適な生活を支えている下水道施設は、多くの行政職員や協力会社などの努力によって正常に機能しています。しかし、大きな地震が水害などで機能が停止すれば、直ちに私たちの生活は窮地に陥ってしまいます。そこで、日頃から機能が停止しないよう、そして早期復旧の為に下水道局の職員の皆さんが２４時間３６５日施設を守っています。まさに、関係者は“縁の下の力持ち”という大事な存在です。

さて、埼玉県では阪神淡路大震災時の教訓から、下水道施設の耐震工事や災害時の復旧訓練などを地道に行ってきました。私も、阪神大震災や東日本大震災の被災地を視察して、“下水道施設”の耐震性そして早期復旧が如何に大切かを実感しました。そこで、これまで県議会で“下水道施設の耐震工事の実施”や“下水道BCP（事業継続計画）の早期作成”さらには“図上訓練～実動訓練によるBCPの見直し”などを提言してきました。

昨日は、「埼玉県下水道BCP図上訓練」が行われ視察する事が出来ました。コントローラーがぽレイヤーに状況を付与し、それに対してプレイヤーが対応します。その対応状況について評価者が評価するというやり方で行われました。今回は、現場での復旧が困難で他県への応援や、協力会社への要請など不測事態への対応の状況も組み込まれていました。大変大切な訓練でこのような地道な訓練があって初めて災害時に早い復旧が出来るのです。これからも、下水道局の仕事に対し現場を視察しながらサポートしていきます。

＊１月１７日 （火）の埼玉県の感染状況ですが、新規感染者は６，１９３人（１６日：２，１５０人）と急増しました。そして、死者が連日２５人前後と多くなっています。全く油断が出来ない状況にあります。引き続き基本的な感染防止対策のうがいや手洗いなどを行って欲しいと思います。

＊１月１８日（水）発表の新規感染者数：白岡市４７人、宮代町２７人、蓮田市５９人、久喜市１１０人。

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