活動日記
2学期が始まる
埼玉県では、緊急事態宣言が9月12日(日)まで延長されていますが、各学校の2学期が始まります。保護者からは「子どもを休ませたい」とか「部活動を全面禁止して欲しい」、一方「学校が休みになると仕事を休まないといけないので再開して欲しい」等、様々な意見が寄せられています。現在の感染拡大状況、特に子供や若者の感染者の増加そしてデルタ株の感染力の強さなどを考えれば、保護者の皆さんの心配は当然だと思います。県教育委員会は「分散登校とオンライン授業の併用」や「始業時刻の繰り下げ及び短縮授業」などの対策を市町村教育委員会に連絡をしています。また、部活動は、平日の週2回(90分以内)で、校外活動は禁止などの対応策を決めています。各市町村ごとに感染状況が違いますので、上記写真の様に対応が違っています。詳しくは、各学校に聞いて頂きたいと思います。
さて、今日は臨時の県議会です。感染の急増に伴う新たな医療体制の整備状況や、飲食店や大型施設などに対する協力金などの補正予算約561億円の審査などを行います。地元の声をしっかりと県政に届けてまいります。
8月26日(木)の埼玉県の感染状況:新規感染者数は1,709人(25日:1,614人)と1,000人台後半で推移し、お盆休暇の影響で更に増えてくる恐れがあります。最近では、2回ワクチン接種を終えた人の感染が増えています。昨日、30歳代~90歳代の40人の感染者は2回の接種を終えています。既に、専門家も発表している通り、2回のワクチン接種は重症化を抑える効果はありますが新規感染を防止するものではありません。ですから、マスク着用は必須でかつ細心の注意をして生活する事が大切です。正しく恐れて冷静に対処する事を心掛けましょう!
地元白岡市の昨日時点での総感染者数は529人(26日:0人)、宮代町は291人(26日:0人)と新規感染者はゼロでした。また、隣の蓮田市が547人(+1人)、久喜市が1,372人(0人)という状況です。
今大事な事は、新規感染者数を減らす事でお互いが緊張感をもって①不要不急の外出自粛②マスク着用③手の消毒④密を避ける事⑤こまめに換気を行う、という基本事項を徹底して生活しましょう!
*抗体カクテル療法:人工的に作った2種類の抗体を点滴で投与する治療薬です。発病後7日以内に投与する必要があります。治験で入院・死亡リスクが70%減少したとの報告があります。
*酸素ステーション:自宅療養中の患者が救急搬送要請をした際、酸素投与を受けられる施設で一時的な対応をする施設です。
*デルタ株:インドを中心に感染拡大し、アルファ型(英国型)の約1.5倍の感染力があります。日本でもデルタ型の感染が若者に広がっています。ワクチンの効果も弱まる可能性も指摘されています。