活動日記
畜産業の抱える課題!
昨日は、先ず埼玉県県畜産会から来年度の予算要望を頂き意見交換を行いました。県内の酪農家は県民への食の安定供給や経済活動に貢献し、更には深谷牛や黒豚、彩の国地鶏タマシャモなどのブランド品は、埼玉県の畜産特産品を全国に広めています。一方、畜産家の皆さんはこれまで鳥インフルエンザ、口蹄疫そして豚コレラなどの伝染病によって大きな経済的被害を受けてきました。そして、今年は新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛や、飲食店の営業自粛によって肉や卵などの需要が大幅に減少して苦しい経営状況にあります。また、後継者問題にも悩まされています。畜産業も埼玉県の経済を支えていますので、経営安定のための要望事項などをしっかりと執行部に伝えていきます。また、埼玉県保健医師会は県内の医師と歯科医師が加盟する団体ですが、会の代表者から新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、現場医療従事者の窮状が訴えられました。特に、病院や診療所の一般患者の激減による経営の苦しさは深刻です。院内感染だけでなく、病院の倒産による地域の“医療崩壊”が起きないように議会からも支援していかなければなりません。
さて、9月17日(木)の県内の新規感染者数は21人でした。昨日現在の感染者数は一昨日に比べて12人減少し280人、自宅療養者も12人まで減少しています。1ヶ月前の8月16日に比べると、新規感染者数(56人)、入院患者数(361人)、自宅療養者(117人)共に大幅に減少しています、一方、政府がGoToトラベルに東京都を加えた事に、専門家の中には「いきなり全国への旅行を許可するのではなく、都内や隣接する県から始めるべきである」と、更なる感染拡大を懸念する声もあります。確かに、気を緩めると感染が拡大する怖いウイルスですので、注意を怠たってはいけません!