活動日記
2024/02/07
米大統領予備選挙戦
米国では、大統領選挙戦に向けた民主党と共和党内での予備選挙戦が行われています。民主党は、相手候補がいないために現職のバイデン大統領で決まりのようです。一方、共和党は、現在のアイオワ州とニューハンプシャー州の2州でトランプ前大統領がヘイリー元国連大使に大差で勝利しています。
米大統領選において、例えば共和党の候補者は州ごとに行われる予備選挙または党員集会を経て選ばれる制度で、州ごとに割り振られた代議員を一定数以上獲得した立候補者が党の指名を勝ち取る仕組みです。そして、それぞれの党で選ばれた候補者が、最後に大統領選挙で戦うのです。
米国内のマスコミの予想では、このままいけば本選挙で民主党のバイデン現大統領(81)と前大統領トランプ(77)の一騎打ちになるだろうと見ています。私は、トランプが現職時代から女性蔑視や人種差別発言、その他機密文書持ち出しで告訴されていながら予備選挙で勝ち続ける事が不思議でなりません。
現在コロナ禍で弱った米国経済、一方コロナの発生国と言われる中国は経済・軍事的にも大きく発展している事にトランプは中国に対し大きな関税をかけると宣言しています。また、トランプはバイデン大統領の中東政策は弱腰だ!と訴える事で“強いアメリカ”を目指す共和党支持者をうまく取り込んでいるのではないかと思っています。
つまり、トランプの広報戦略のうまさが国民特に共和党内で大きな支持を受けているのだと考えています。いずれにしても、米国の大統領が誰になるかで日本の経済や防衛など国民生活にも大きく影響してきます。今後の、大統領予備選挙の行方を注視していきます。
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