活動日記
2023/08/03
自民党女性局のフランス研修
自民党女性局の松川るい参議院議員を始めとした38人のフランス研修が、物議をかもしています。それは、パリ、エッフェル塔を背景にしたおどけた集合写真や食べ物、そして視察先の建物でのモデル立ちの写真などまるで「観光旅行」を楽しんでいる写真がSNSで投稿されたことに端を発しています。私は、国会議員や地方議員が政策に生かすために海外に視察に行く事は否定しません。しかし、税金を使って視察をするわけですから、先ずはその目的や視察先そしてその内容や成果をSNSでしっかりと公表すべきです。しかし、フランスの少子化対策や女性活躍の視察と言いながら、いきなりSNSで発信したのは「観光旅行」と思われても仕方ないような写真ばかりです。
私は、松川・今井両議員がこれらのSNSに対する批判に対する反論をしていますが、到底納得いく内容ではありません。特に、今井議員は「党費と個人負担で問題はない」と言っていますが、党費は政党助成金・政党交付金で税金で自民党には159億円の税金は支払われています。
この写真を、酷暑の中1円でも安いスーパーを探して自転車で走り回る主婦が見たらどのように思うか?という事に思いが至らない視察議員たちに多くの国民は落胆しています。私は、松川議員が「フランスの国会議員とも意見交換した」と言っていますが、その内容などを写真と共に発信する事が最初に行うべきことで、その認識のない元外交官の松川議員には失望しました。いずれにしても、多くの国民は、視察した議員たちには日本の国民が電気代や燃料代金そして食料品の値上げなどの物価高に苦しんでいるという認識がない事がわかったと思います。そして、そのような国会議員を選んだ有権者にも責任があるということも理解すべきです。
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