活動日記

2023/09/01

そごう・西武のストライキ

大手デパートそごう・西武のストライキのニュースに、私は“今時ストライキ?”と驚きましたが国内に大きな衝撃を与えました。デパートのストライキは、実に60年ぶりだそうです。そごうや西武デパートと言えば、一時期多くの買い物客でにぎわい大繁盛していました。私の子供時代には、デパートで買い物をするということは盆と正月が一緒にきたくらいの一大イベントで、当時、普段質素な母がおしゃれをしていそいそと出かける姿が珍しく、デパートとはどんなところかと、興味津々でした。また、近所の方が、デパートに就職が決まった!と評判になり、さすがに都会で働く人は綺麗だなぁと子ども心におもいました。そんなデパートが売り上げ不振で売却されるというニュースには、つくづく時代の流れを感じます。

今回のそごう・西武のストライキは、その売却に関してそごう・西武労働組合が「売却後の雇用の維持」に関する具体策が経営側から示されていない事が大きな理由だそうですが、働く人たちにとっては、自分の生活を守る為に「雇用の維持」を条件とする事は当然です。今日(9月1日)、フォートレスへの株式譲渡が決定しましたが、経営陣は社員の雇用を守る義務があります。今後も社員の雇用を守る為に、組合側は交渉を継続して欲しいと思います。

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