活動日記

2022/02/03

介護職の社会的評価を上げたい

これからの日本は今以上に超高齢社会で、介護職の人たちの必要性は高まっています。団塊の世代の子供たちが高齢化する2040年には、全国で約280万人の介護職が必要になり、現状と比較し約69万人不足すると見積もられています。埼玉県でも、介護職員の必要数は14万人に対し、4万6千人以上不足すると見込んでいます。そのような中、県では介護職の定着率向上のために介護ロボットやICT導入により職場環境を改善して介護職の定着率を上げようとしています。また、政府は介護職の給与を9,000円上げることを決めましたが、将来を考えるとこのままでは定着率も上がるとは思えません。義母を自宅で介護してる立場から、更に現場の介護関係者に話を聞くと“社会的評価を上げてほしい”とい声が多いのです。昨日は、県の福祉部と介護職に社会的評価を向上させる施策について意見交換を行いました。

例えば、高齢者施設で発生してる集団感染を予防する知識やスキルを介護職員が身に着けて施設内で感染拡大防止できれば、利用者や家族そして地域から厚い信頼を得ることが出来ます。このように、介護職の職務内容や範囲の拡大そして高度化が必要です。2月議会では、“介護職の社会的評価を上げる取り組み”についても大野知事と議論していこうと思います。

2月2日(水)の埼玉県の感染状況:新規感染者数は4,835人(1日:4,565人)と、10日連続で3,000人を超えています。また、東京都では新規感染者が21,576人(1日:14,445人)と連日最多を記録し、病床使用率も51.4%(埼玉県:50.3%)と急激に上昇をしています。そして、大阪府でも11,171人(昨日:11,900人)と急増しています。基本的には“人流を抑える”ことが感染拡大を防止することにつながると思いますが、尾身長は“人流ではなく人数を制限する事”と理解できないことを言っています。私たちが出来る基本的感染防止対策は、マスク着用や3密の回避などですので、引き続き緊張感をもって生活していきましょう。

*2月2日の新規感染者数 ①白岡市:21人 ②宮代町:20人 ③蓮田市:32人 ④久喜市:99人 ⑤伊奈町:0人

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