去る４月１０日に越谷市で開催された「あなたはどうする　新型コロナワクチン」のシンポジュームで、参加者から頂いたアンケート調査の結果をまとめた資料について、「埼玉コロナ問題を考える会」の代表者の皆さんと意見交換を行いました。この会の代表者の福井宏さんとは、これまで何度も貴重な資料を頂いて意見交換を行ってきましたので、今回も活発な意見交換が出来ました。アンケート調査では、「ワクチン接種して困っている人」の中で、顔のしびれ、皮膚の異常、全身倦怠感などで困っている人が多くいる実態が紹介されました。しかし、これらの人の症例については、多くの医師や厚労省も因果関係を認めていないようです。一方で、ワクチン接種の効果は世界的なレベルで認められており、多くの専門家は”確実に重症化を予防している“とも言っています。

埼玉県としては、現在３回目のワクチン接種を進めていますので、接種後の後遺症の実態把握と相談窓口は必要と思われます。今後会派としての対応をしっかり検討していくつもりです。これからも、県民の皆さんの生の声をしっかりと聞いて議会に届けていきます。

４月２５日（月）の埼玉県の感染状況：新規感染者数は１，５９３人（２４日：２，２９７人）と、ようやく１，０００人台になりました。一方、自宅療養者は１６，０００人台と増加しています。。また、一般病床使用率は２７．０％（前日：２７．６％）、重症者病床使用率は４．１％（前日４．１％）と横ばいで手放しで喜べる状況にはありません。更に、３回目のワクチン接種率は首都圏で最低の４９％（全国平均：５０．８％）で、特に若者の接種率が低く、２０～３０歳代の接種率向上が課題です。今週末から大型連休に入りますが、３密を避け換気を良くして生活していきましょう！

＊４月２５日(月）発表の新規感染者：白岡市１８人、宮代町３人、蓮田市３０人、久喜市５１人

＊県内の３回目のワクチン接種率：全体４９％、６５歳以上８６．９％、３０歳代３３．２％、２０歳代３０．１％