活動日記

2022/09/11

コンパスナビ主催のセミナー

児童養護施設で育ち巣立った若者の心の傷とその後」と題したセミナーに参加しました。1部は、支援員による現場の体験談。2部は、児童養護施設出身者による体験を通して社会に求める事でした。会場は多くの皆さんが参加され、支援員の苦労や当事者のリアルな話しを真剣に聞いていました。また、施設出身者の西坂来人さん、ブローハン聡さん、山本昌子さんの3人は「スリーフラッグス」を結成してYoutube(ユーチューブ)で施設出身者の仲間を支援しています。そして、幼少期に施設で育った古原靖久さんは、NHKの“あさイチ”のレギュラー。またガーナ出身(父:日本人、母:ガーナ人)の矢野デイビットさんはミュージシャンで社会福祉活動をしています。この5人によるトークセッションは、我々が知り得ない、施設での生活や人間関係など、幼少期の話しに多くの皆さんが涙して聞き入りました。そして、施設を退所した後の実社会の厳しさや、それにも負けず様々な壁を乗り越えて必死に生きてきた話しには心から感動しました。

私も微力ながらコンパスナビの就労支援を手伝っていますが、改めて支援員や施設出身者の皆さんの話しを伺い、引き続き積極的に支援していこうと決意しました。また、セミナーが終わり久しぶりにブローハン聡くんと話をしていたら彼女を紹介してくれました。そして、皆さんが前向きに明るく生きていく姿に勇気をもらうことが出来ました。素晴らしいセミナーありがとうございました

*一般社団法人コンパスナビ(さいたま市):埼玉県から「児童養護施設退所者等のアフターケア事業」を受託し、就労支援、住居支援、運転免許取得支援などを行っています。

9月10日(土)の埼玉県の感染状況ですが、新規感染者数4,653人(9日:5,303人)と、わずかに減少傾向にあります。ある専門家の医師は「コロナ感染者の自宅療養期間が10日から7日になったが、10日間は人に感染させる恐れがあるので10日間は人に会わないことを薦めます」との事でした。7日間過ぎても人によっては感染させる恐れがあるのですね。

*9月11日(日)発表の新規感染者:白岡市48人、宮代町39人、蓮田市49人、久喜市127人

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