活動日記

2020/08/03

パンデミックを予想

8月2日の埼玉県内の新規感染者数は74名でした。その内地元白岡市役所の20歳代の女性職員の感染が確認され職場内の感染が心配されます。また、昨日は日曜日にも係らず東京都では292名の新規感染者が判明し、6日連続して200名を超える感染者の多さです。このまま推移するとお盆頃には県外の移動が制限される恐れがあります。そして、沖縄県においては感染者が急増して県独自の緊急事態宣言が発令され、コロナ専用の病床も満杯になり利用率が130%になり140名が入院待ちという医療体制の崩壊に近い状況になっています。一方、東京都でも小池知事が独自の緊急事態宣言を発令する可能性について発言をしています。併せて、医療従事者の精神的・肉体的な面での逼迫が心配されます。

さて、インフルエンザに関する様々な文献を読んでいると、1968年に世界で約100万人の死者を出した「香港風邪」と、 2002年に世界で約800万人の死者を出した「SARS(サーズ)」のウイルスの起源は、1918年に世界中で約4000万人の死者を出した「スペインインフルエンザ」のようです。   そして、「SARS」の発生直後に、感染症の専門家は「鳥インフルエンザウイルスのたんぱく質の一部が変異して人に取り付きやすいようになっている。今後グローバル化が進み人から人への感染を引き起こし、瞬く間に世界中に感染が広がる恐れがある」と予想していました。当時、18年後の新型コロナウイルスの発生とパンデミックを予想していたのです。現在の第二波と今後の第三波に対応する為に「コロナ専門受入れの病院」や「隔離施設」を増やさないと、一般の患者の受け入れや手術が出来なくなる恐れがあります。当然政府も考えていると思いますが、早くその対策を国民に知らせて欲しいと思います。

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