活動日記

2023/08/26

プリゴジン氏暗殺?

先日、ロシアでロシアの民間軍事会社「ワグネル」創設者のプリゴジン氏が乗ったジェット機が墜落し、死亡したとみられます。この墜落については、当初ロシア軍の地対空ミサイルによる撃墜と発表されましたが、その後機内の爆発では?との報道もされていて真相は不明です。プレゴジン氏と言えば、ロシアの国防相や軍の参謀長の罷免を求めて反乱を起こし、その際プーチン大統領が「裏切り者は絶対許さない」と宣言していました。この事件に関してメディアては暗殺だろうと盛んに報じられていますが、私も同感です。プーチン大統領は、元KGB所属で外国に対する様々な諜報活動に携わってきましたので、プリゴジン氏の暗殺を命令する事は十分に考えられます。

ところで、今後指揮官を失った軍隊、すなわちワグネルの戦闘員約2万人がどのような行動を取るのか心配です。これまで、ワグネルはロシアのウクライナ侵攻で多くの犠牲者が出ています。先般のプレゴジンの反乱は、ロシアの国防相と参謀長の作戦の失敗の責任を求めての行動でした。指揮官を失い、今後ワグネルという軍事組織の統制が乱れてウクライナに寝返る戦闘員も増えると予想されます。

いずれにしても、ロシアのウクライナ侵攻が1年半を過ぎ、ウクライナの多くの都市が廃墟化し市民の犠牲も増えています。一方で、ウクライナ軍による無人機でのモスクワの都市攻撃も行われ戦闘が長期化しています。益々、罪もない子どもやお年寄りなどの市民を巻き込んで犠牲者が増える一方です。そして、この長期化する戦闘によって、日本では物価が高騰している他、源材料などの入手も困難な状況が続き産業や国民生活に大きな影響が出ています。プーチン大統領がウクライナ侵攻を停止して、一日も早く平和が戻る事を期待します。また、新ロシア派の国会議員森元首相や鈴木宗男議員には、プーチン大統領と直接会ってウクライナからの撤退を求める行動を起こすべきです。

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