「清和政策研究会」最高顧問の山崎正昭参議院議員（８１）が、記者団のパーテイー券の裏金問題についての質問に「不満に思っているくらいだ。俺だけなんでないんだろう。みんなあるのに」と笑みを浮かべながら答えたとの報道。更には「個人の事ですから、しっかりと説明責任を果たして欲しい」と他人事で、全く不思議な発言で理解できません。

私は以前から、マスコミに名前が挙がっていない議員は、ほぼ全員が口をつぐんでいましたので、その内「俺はもらっていない」とあえていう議員が出てくると思っていましたので、この報道にとうとう出てきたかという感想です。

それにしても、清和政策研究会は役職に応じてパーテイー券のノルマが与えられていて、最高顧問は７５０万円の高額のノルマです。そのノルマが最高顧問の山崎氏だけなかったとは信じられません。「キックバックはもらったが、収支報告書に正確に記載した！」というのであればまだしも、ノルマがなかったとは国民のだれが信じますでしょうか？

この山崎氏の発言で、多くの国民が安倍派の議員というよりも国会議員は、「嘘も平気でいうのか？」と思っているでしょう！　この発言で、政治の信頼が更に揺らいだように感じます。