活動日記

2024/02/29

中国が大谷翔平の商標申請

中国企業が、「大谷翔平」という名称の商標登録をしているとの報道に、「またか!」という思いです。

それというのも、日本が「無印良品」という商標登録する前に中国が登録していたために、本家の「無印良品」が中国進出をした際、中国企業に提訴されて日本が敗訴した例があります。また、アニメや映画で有名になった“クレヨンしんちゃん“も中国が商標登録をしましたが、日本の企業(双葉社)が8年もかけて裁判を行い勝利しています。この間、中国企業はクレヨンしんちゃんのイラストが入ったTシャツなどを販売し大きな利益を得ています。

今回の中国企業による「大谷翔平」選手の商標申請は、まだ登録されていません。しかし、驚く事に申請している中国企業の責任者が、日本の取材に対し「野球選手ですか? それはよく知らないです。偶然かもしれませんね」と発言し、更に「私が以前作ったブランド名が“大谷”で、そこに“翔平”という名前を偶然付けた」と、更に「私の大谷翔平の商標が必要なら譲っても良い」と取引を持ち掛けてきたそうで、中国人の悪どさを改めて感じます。

これまで中国では、平気で著作権を侵害したり、契約を一方的に破棄することがありました。「商標登録」に関して、日本では万一の同じ登録を避ける制度がありますが、中国ではそのような制度がないため、審査結果を待つしかないようです。万が一、中国で「大谷翔平」の登録申請が認められれば、異議申立を行なう以外に方法はないようです。

悪質な中国企業のこのような行為は、絶対許されるものではありません。これからも、関心をもって発信していきます。

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