活動日記

2024/03/27

二階氏の不出馬表明

 自民党の二階俊博・元幹事長(85)が、党派閥の政治資金規正法違反事件の政治責任を取って次期衆院選の不出馬を表明したとの報道に、無責任極まりないという思いです。

二階氏と言えば、今回の裏問題(収支報告書不記載)では分かっているだけで約3,500万円もの金額が裏金として使われ、その使途も全く説明されていません。これまで説明責任を果たしているとは言えません。一方、この問題で、二階氏の秘書と会計責任者が略式起訴されていますが、二階氏本人は政治倫理審査会にも出席せず、今回の記者会見でも真相を語ろうという意志もないようです。

その二階氏が「政治不信を招いた」として次期衆議院選挙には立候補しないと表明しても、国民の誰が「二階氏が責任を取った」と思うでしょうか?疑惑に蓋をしたまま逃げた!というのが正しい見方だと思います。

今回の、裏金問題では政治倫理審査会で「国会議員は平気で嘘を言う」という事が明らかになりました。また、最近では、マスコミは、大谷選手の通訳川原一平氏の違法とばく事件の報道を大々的に行い、裏金問題はいつの間にか忘れてしまったような偏った報道を行っています。しかし、スポーツ選手の賭博の問題は個人的な事です。しかし、私達の国の行く末と税金の不正な使われ方には、私たち国民は「政治と金」問題に厳しい目を向け続ける事が大事です。

 

 

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