活動日記

2023/01/03

今年の景気予測は?

日本では写真の人を知る人はあまりいませんが、IMF(国際通貨基金)のクリスタル・ゲオルギエバ専務理事です。声明の内容が的確で、彼女の発言は世界に影響を与えているので、私も経済の見通しを考える上で参考にしています。例えば、昨年2月にロシアがウクライナに進攻した際には「ウクライナでの戦闘は経済的にも深刻な打撃となり、新型コロナウイルのパンデミックによる損害から回復しつつある時期で、経済の回復の進展が後退する」との声明を発表し、ロシアの侵攻を批判していましたが、その通りになっています。

昨日の声明では「2023年の世界経済の見通しはこれまでよりも厳しい年になりそうだ。今年の世界の経済の成長率は、先進国の金利の引き上げなどにより昨年の成長率でよりも2.7%引き下がる可能性」とし、更には世界経済のマイナス要因は、米国・EU・中国の経済の衰退であるなどの内容でした。日本も、今年はコロナ禍が長引き、加えてロシアのウクライナ侵攻が更に長引けば、燃料や物価高は続き国民の生活は一層厳しくなります。また、原材料の高騰や輸入が遅れる事によって製造業を始め多くの企業の経営を圧迫し、日本経済は更に落ち込む恐れがあります。

埼玉県の経済の予測などをする場合は、IMFの声明などを聞き、世界の経済の見通しなどを参考にする事が重要だと考えています。これからも、埼玉経済を支える中小企業の経営状況や個人消費の傾向などもしっかりと分析しながら、私たちの日々の生活、命と暮らしを守るため、県議会での活動をしていきます。

*IMF(国際通貨基金):健全な経済に不可欠な金融の安定と国際通貨協力を促す経済政策を支援する機構で、日本を含む190か国で運営されています。

*1月2日 (月)の埼玉県の感染状況ですが、新規感染者は3,189人(1日:3,791人)と、検査数が3,283人(昨日:4,018人)の内3,189人が陽性と、非常に感染者が多いのには驚きました。やはり、正月明けに一挙に増加する事が考えられますので、うがいや手洗いなどの基本的な感染防止に努めて欲しいと思います。

*1月3日(火)発表の新規感染者数:白岡市143人、宮代町87人、蓮田市169人、久喜市370人。

※YouTube 岡しげおチャンネル配信中!「新春のご挨拶」が新たに加わりました。まだご覧頂いていない方はぜひご覧下さい。(Yahoo:岡しげおチャンネル)

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