活動日記

2022/05/03

介護の課題(2)

一昨日、介護福祉士多ケ谷淑美(としみ)さんとの意見交換の中で、“認知症”の事も大きな話題となりました。“認知症”は、高齢になると誰でもかかる脳の病気で、現在全国で65歳以上の高齢者の約15%(約460万人)が認知症を患っているといわれ、これから高齢者が増えるに従いさらに増えてきます。そこで、各自治体は国の“新オレンジプラン”に基づいて様々な支援策を行って行かなければなりません。特に、行政だけでなく地域全体で認知症患者、そしてその家族を支える仕組みづくりが大切です。私は、今年2月の県議会の代表質問で大野知事に対し“認知症地域推進員”の役割の大切さを訴え、県として推進員の充実を図るべきと提言しました。多ケ谷さんも同じ意見で、特に認知症の家族の支援体制を早期に作るべきだという意見でも一致しました。今後は、県として新オレンジプランを、更に具体化できるよう議会において提言していきます。

*認知症推進員の要件 : 認知症の医療や介護の専門的知識及び経験を有する医師、保健師、看護師、作業療養士、歯科衛生士、精神保健福祉士、社会福祉士、介護福祉士、その他専門的知識・経験を持った人で市町村が認めた人。

*新オレンジプラン : 厚労省が策定した認知症施策推進総合戦略です。

5月2日(月)の埼玉県の感染状況:新規感染者数は1,045人(1日:1,202人)と、1,000人台が続いています。このまま減少に転じるといいのですが、連休後の数字が気になります。ところで、3回目のワクチン接種が当初の予想に反して進んでいません。全国平均で53%ですが、埼玉県でも51.4%(5月1日現在)と低調です。特に若者の接種が30%台にとどまっていますので、今後接種率を上げることが課題です。

*無料検査場:①JR大宮駅西口交番前(28日~)、②越谷市南越谷ラクーン(29日~)、③所沢市けやき台所沢保健所跡地(26日~)

*5月3日(火)発表の新規感染者:白岡市7人、宮代町1人、蓮田市3人、久喜市22人

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