活動日記

2022/05/02

介護の課題(1)

昨日は介護現場で活躍している介護福祉士の多ケ谷淑美(としみ)さんから、介護現場の現況をお聞きし課題などについて意見交換を行いました。特に、65歳以上の高齢者の人口がピークになる2040年には、介護職が大幅に不足する事が見込まれています。そのような中、介護職職に多くの若者が職業として選んでくれるようになるためには、“介護職の社会的評価を上げる事”が大事だという事で意見が一致しました。また、介護職は、様々な家庭事情のある高齢者の介護をしていますので“メンタルケア”が大事であることも理解できました。

そして、認知症の患者の現場でも、今後は介護職の専門的な知識が必要なことと、行政側の地域全体で家族を支援する体制づくりの必要性を改めて学びました。私は、寝たきりの母(97歳)を自宅で妻と介護していることから、多ケ谷さんの話がよく理解できました。今後とも、現場の声を県議会での活動に反映していきます。今回は私が2月議会の代表質問で「介護職の社会的評価向上策や認知症の家族支援」などを取り上げたこともあり、共通の問題意識をもって貴重な意見交換が出来ました。

5月1日(日)の埼玉県の感染状況:新規感染者数は1,202人(30日:1,339人)と、1,000人台が続きました。ところで、米国医学誌に「新型コロナに感染した50歳以上の人が、帯状疱疹(たいじょうほうしん)の発症のリスクが高いことが発表され話題を呼んでいます。これに対し、ある専門家は「コロナ感染による免疫力低下とストレスの影響が考えられる」とコメントしています。高齢者は、医師の診断後に帯状疱疹のワクチン接種が出来ますので、ワクチン接種による予防を勧めます。

*無料検査場:①JR大宮駅西口交番前(28日~)、②越谷市南越谷ラクーン(29日~)、③所沢市けやき台所沢保健所跡地(26日~)

*5月2日(月)発表の新規感染者:白岡市2人、宮代町3人、蓮田市9人、久喜市34人

  • Facebookページへ
  • Twitterへ